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梨といちごで白岡の魅力を発信

去る7月24日、イチゴノオカプロジェクト事業発表会が行われました。新聞やテレビの記者による取材に加え、ユーチューブでの生配信も行われ、全世界に白岡市をPRしました。
この事業発表会では、AIなどを活用した最先端のスマート農業による大規模農場運営であることや、次世代いちご農場を中核とした通年生産、及び野菜・果樹などの多品目複合生産を行うこと、さらに、地域生産者と連携した直売、加工、飲食などの六次産業化事業を行うことなど、脱炭素化社会の実現だけでなく、地域の賑わいの創出、災害対策、物流危機の解決などにも貢献する大きな取り組みであることが発表されました。
今回、イチゴノオカに生まれ変わることになった篠津地区には、耕作放棄地の解消という長年の課題がございました。私は、市長になる前の市議会議員時代から、この課題に積極的に取り組んでまいりました。そして、4年前に市長に就任してからは、一貫してこのプロジェクトを応援し、今日に至ったわけでございます。
イチゴノオカプロジェクトが成功することにより、同様の課題を抱えている全国他自治体の先駆的存在となることは間違いございません。白岡市の名前を全国、全世界の人々に知っていただく、またとないチャンスがやってまいりました。市民の皆様の御理解、御協力をいただきながら、プロジェクトの成功に向けて全力を尽くしてまいります。
また、白岡市は、埼玉県内有数の梨の産地として、全国の人々から高い評価をいただいているところでございます。お陰様で白岡美人のブランドイメージは高まっておりますが、梨の生産は、大変な労力や、高度な技術を要することから、作り手の高齢化も相まって、生産農家数の減少という問題に直面しております。
このような状況を打開するため、柴山地区におきまして、約3.2ヘクタールの梨団地の整備を進めているところでございます。機構営農地耕作条件改善事業を活用し、令和8年度に工事完了予定となっております。都心から40kmに位置し、東京のベッドタウンでもある白岡市において、第一次産業である農業を大切に守り、さらに活性化させていくことは、非常に意義深いことです。
今後は、白岡美人の梨の白と、いちごの赤、まさに紅白の特産物で白岡市が多くのかたに連想されるよう、全力で魅力発信に努めてまいりたいと存じます。
また、農作物のブランド化や六次産業化を並行して推進することで、新たな収益源を確保することにより、農業の可能性を広げ、夢のある農業となるよう盛り上げてまいりたいと存じます。
今後も、市政進展のため御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。