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2023/11/30

秋の大型イベント「しらおか秋の彩りフェスタ」を開催

ふじい栄一郎

 令和2年11月26日に白岡市長に就任してから、早くも3年が経過いたしました。就任当初から、世界中がいつ終わるとも知れない新型コロナ ウイルス感染症のパンデミックに見舞われており、まさに苦難の状況ではございましたが、市民の皆様の生命、生活を守り抜くという強い意志の下、全力で 市政の舵取り役という重責を担って まいりました。

 今年度に入り、5月8日に感染症法上の位置付けが2類から5類相当に引き下げられ、いまだ油断はできませんが、コロナ禍前の日常がほぼ戻ってまいりました。そこから半年余り経過いたしましたが、4年ぶりに開催された白岡まつりのほかにも、各地域で様々なイベントが開催されております。私も多くのお声掛けをいただき、参加させていただきましたが、市民の多くの皆様のイベントを楽しんでいるお姿や笑顔を拝見 することができ、コロナ禍の苦難を思い出しながら、ひとまずは安堵の気持ちを抱いております。

 このようなイベントの1つといたしまして、11月18日に市役所やその 周辺において、「しらおか秋の彩りフェスタ」を開催いたしました。これは、令和元年まで「しらおか農業祭」や「こもれびの森まつり」として行われていたものを、コロナ禍による中断期間を経て、略称を「秋彩フェス」として大規模リニューアルされて復活したものです。様々な体験型イベントを通して、幅広い世代の方が、食・農・自然・文化と触れ合える白岡市待望の秋の大型イベントとなりました。当日は、 ①軽トラ市ゾーン②農産物 品評会場③シラオカ麺フェス&キッチンカー ゾーン④こもれびの森まつりゾーン⑤味彩ゾーン⑥こどもプレイゾーン⑦イベント広場――を設け、豪華景品が当たるスタンプラリーも行われ、約1万人の来場者にお越しいただき、お陰様で大盛況を呈しました。私は、市政全般において、コロナ禍前の状態に戻るのではなく、このように、より一層パワーアップして戻って来たいと常々考えております。この「秋彩フェス」が来年以降も「白岡まつり」と並び、市の2大イベントとして定着するよう、心から期待しております。

 次に、都市計画道路白岡宮代線でございますが、10月3日夜から4日早朝にかけて、最難関工事である東北自動車道上空の橋脚架設工事が無事完了いたしました。当日は、国内に5台しかない 国内最大級のクレーンによる工事ということで、千人を超える見学者が集まり、市民の皆様の白岡宮代線に対する 期待の大きさを改めて感じました。1日も早い開通を目指し、残る工事にも万全を期したいと存じます。

 次に、白岡中央総合病院についてで ございますが、同病院は、昭和53年の開設以来、市内唯一の総合病院として 地域医療に貢献していただいております。現在、白岡中学校東側の区域への 移転に向け、開設用地周辺の道路・上下水道といったインフラ整備を鋭意進めております。市には欠かせない重要な 医療機関でございますので、開設支援のみならず、運営支援につきましても遺漏なき対応をしてまいりたいと存じます。

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