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2024/12/05

もっと前へ!動かせ白岡 !!

ふじい栄一郎市長2期目就任

このたび執行されました白岡市長選挙におきまして、再び市民の皆様からの厳粛な信託をたまわり、第5代白岡市長に就任させていただきました藤井栄一郎でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

市民の皆様からの信頼と期待を背負い、これからの4年間、白岡市のさらなる発展に尽力する所存でございます。私たちのまち白岡は、都心に近く、しかも自然が残され、無限の可能性と希望にあふれた地域です。その未来に向けて、ともに歩んでいく決意を新たにし、所信を表明させていただきます。

私は、1期目は「動くぞ白岡」をスローガンに掲げスタートいたしました。コロナ禍という人類にとって非常に厳しく困難な時期からのスタートでございました。しかし、市民の皆様、議員の皆様、職員がまさに三位一体となって協力していただいたことにより、この困難を乗り越えることができました。改めて感謝申し上げます。

コロナ禍で各種事業が休廃止を余儀なくされましたが、昨年5月の感染症法上の位置付けが5類に移行後は、単にコロナ前に戻るだけではなく、リニューアル・バージョンアップして復活させるように指示をいたしました。このため、様々なことが新たに動き始め、まさに白岡が動き始めたことを実感いただけたことかと存じます。

1期目の4年間は、種まきから始めさせていただいたことが非常に多くございます。丹念に手を掛けてまいりましたが、4年間ではまだまだ成長しきれず、立派な実を実らせていない木がたくさん残っています。このことから、私は、今回の選挙期間に、「もっと前へ!動かせ白岡 !!」をスローガンに掲げ、種が結実するよう、これからの4年間で私が取り組んでいく政策についてお伝えして参りました。

市長在任中から、市民の皆様より、叱咤激励、提言、苦言など、たくさんの温かくありがたいお言葉をちょうだいしてまいりました。そして、今回の選挙を通じて、市民の皆様と触れ合わせていただき、改めて皆様から受ける期待の大きさをひしひしと感じ、白岡市のさらなる発展に向けて、全力を注ぐ決意を固めました。

「白岡に住みたい、これからも住み続けたい」と思っていただけるよう、トップセールスを行い、白岡市の魅力発信に努めて参る所存でございます。また、政策の実現に向けては、市民の皆様、議員の皆様に御理解をいただき、職員ともしっかりとした信頼関係を築き、市政の舵取りを行う覚悟で臨んで参ります。

本年7月3日に新札が発行されました。新1万円札の顔となった現在の深谷市ご出身の渋沢栄一翁は「40、50は洟(はな)垂れ小僧、60、70は働き盛り、90になって迎えが来たら百まで待てと追い返せ」と申しておりました。現在70歳の私は、正に働き盛りです。渋沢翁と名前が一部同じということで、非常な喜びを感じているところでございます。渋沢翁のお言葉を肝に、市民の皆様のために、職員の先頭に立ち、人生をかけて誠心誠意、白岡市の輝く未来のために働いて参ります。

それではここで、私の市政運営に関する「基本方針」と「3大プロジェクト」について、順次御説明させていただきます。まず、市政運営に対する基本方針について申し上げます。

私は、白岡市民が安心・安全に暮らし、活力にあふれ、未来へと成長する白岡とするための基本方針を「4つの約束」と題しまして、

「住みやすい白岡のまち」を創る

「誰もが安心して暮らせる白岡」を創る

「元気の出る農業・商工業の白岡」を創る

「豊かな暮らしと環境の白岡」を創る

ということを訴えて参りました。

まず、1つ目の「住みやすい白岡のまち」を創る でございます。

都市基盤の整備として、「白岡宮代線、白岡駅東口線、白岡駅西口線」の早期完成に向けて取り組んで参ります。また、「新白岡エリアマネジメントの推進」や「地域公共交通の充実強化」を図ることにより、新たなまちの在り方を構築して参ります。

次に、2つ目の「誰もが安心して暮らせる白岡」を創る でございます。

複雑多様化する福祉課題に対応するため、「福祉の重層的支援体制の整備」を図り、また、少子高齢化が進み、女性や高齢者の社会進出が進む中、「子育て環境の充実」、「地域医療の充実」、「自己肯定感を高める学びの推進」、「魅力ある学校づくりの推進」など、誰もが安心して暮らせるようなまちづくりに取り組んで参ります。

次に、3つ目、「元気の出る農業・商工業の白岡」を創る でございます。

農業を持続可能なものとするため、「白岡の梨『白岡美人』のブランド力強化」、「農家の後継者育成と農業法人への支援」などに取り組んで参ります。また、白岡市の魅力を高めるため、「商店街における空き店舗対策の推進」、「魅力創出による交流人口の増加」など、商工業の振興に取り組んで参ります。

次に、4つ目、「豊かな暮らしと環境の白岡」を創る でございます。

誰1人として取り残さない「性の多様性を尊重した社会づくり」を推進し、環境面では「空き家対策の推進」、「地域新電力会社の設立」、「動物愛護、殺処分ゼロの推進」に取り組んで参ります。

以上、私の市政運営に対する基本方針について述べさせていただきました。この取り組みにつきましては、今後、所管する部所や関係団体などと、調整を行いながら、実現に向けて全力で取り組んで参ります。

次に、市民との約束「3大プロジェクト」について申し上げます。

改めて申し上げるまでもございませんが、白岡市の前身である白岡町は、昭和29年に、大山村の一部、篠津村、日勝村の三村が合併し、誕生したわけでございます。東西に長く伸びる本市は、この旧3村が様々な特徴を持っています。そこで、「均衡ある発展で誰もが誇れる白岡」を実現するため、それぞれの地域におけるプロジェクトを申し上げます。

1つ目は、旧大山村地域でございます。

「白岡が誇る梨『白岡美人』と企業立地で賑わいの大山へ」ということで、梨団地をさらに拡大するとともに、企業立地を促進するなど、バランスの取れた産業振興により大山地域の活性化を強力に進めて参ります。

2つ目は、旧篠津村地域でございます。

「『イチゴノオカ』で篠津を埼玉版スーパー・シティへ」ということで、スマート農業を展開する世界最大級のいちご農園「イチゴノオカ」に合わせ、県と連携してコンパクトでレジリエントなまちの構築を目指す、埼玉版スーパー・シティプロジェクトを推進して参ります。

3つ目は、旧日勝村地域でございます。

「菁莪を元気にする動脈『白岡宮代線』を東へ」ということで、白岡駅東口から県道春日部菖蒲線まで開通見通しとなった道路を、さらに宮代町との境まで延伸することで、菁莪地域活性化の基盤を整備して参ります。

以上、私の2期目の任期における3大プロジェクトについて述べさせていただきました。

結びとなりますが、私は市長就任以来、「信頼」、「現場第一」、「変革」の3つを基本姿勢として、職責を全うして参りました。市長室に居るだけでは、市民生活の全ての実態を把握することはできません。「百聞は一見に如かず」とのことわざどおり、現場を見ることが第一優先であり、そこで直接私自身が肌で感じ取ることにとても意味があると考えております。

私は、自らが泥臭く、全力で汗を流すことが最も大事だと思いますし、それが、ふじい栄一郎そのものだと確信しております。私の背中を皆様にご覧いただき、職員の先頭に立ち、「もっと前へ!動かせ白岡 !!」を必ずや成し遂げて参ります。市民の皆様、議員の皆様におかれましては、市政運営への特段の御理解、御支援を賜りますよう心からお願い申し上げ、市長就任に当たりましての所信とさせていただきます。

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